印、ディーゼル離れ進む 主役は太陽光 背景に低価格化
なにがインド経済の不安要因かと聞かれれば、
水と電気と答えることにしています
水に関しては昔ここに書いたので、今日は電気に付いて書こうと思います。
どのビジネスセミナーでも指摘される、インドのインフラ。
道路やガス、水道なんかも十分ひどいですが、
中でも一番不安定なのが電気です。
国中で電力が不足した状態が常態化しており、
住宅どころか工業用地にもまともな電気が来るところはほとんどなく、
(電力供給を「約束している」工業団地は無いはずです。契約書を良く読んでください)
ある程度以上の大きさの建物に必須の設備が自家発電、
しかも、発電機を動かすための軽油は全量輸入。
そして、通貨ルピーは歴史的な安値で推移しています。
国連によると、インドのピーク時の電力需要は供給量を約14%上回っており、同国政府が慢性的な電力不足解消に向けて、17年までに4000億ドル(約30兆7040億円)規模のプロジェクトを進めるなか、国内の工場や住宅では頻発する停電に非常用のディーゼル発電機を作動させ、対応している。
これがインドの現実です。
ここでいう「まともな」供給というのは、
事業を運営するのに最低限の電気が(対価の違いあれ)
安定的に外部から供給されるという意味です。
インド政府は製造業を振興しようと躍起になっています。
良くいわれるインドの強みである「大量に生まれる若い労働力」を吸収するためです。
そのためには電気が必要です。
可能な限り、石炭石油を必要としない電気を。。。
だからこそ、アメリカとの原子力協定や日本の原発支援に期待をかけたりしているわけです。
この記事にあるのは、それを太陽光で補おうという話ですが、
インドで本格的に普及を狙うのであれば、
ソーラーパネル版の「ナノ」を産み出さねばならないでしょうが、
個人的には、インドならばやってくれそうな気はします。
弱点こそあれ、インドの未来は楽観の要素の方が多いと信じているので。
巨象は歩み始めたら簡単には止まらないですから。